
名古屋国際工科専門職大学様の臨地実務実習(インターンシップ)と同時期に合わせまして、大阪国際工科専門職大学様からも学生さんが2名、サービスマネジメント課で行っている設計・構築を体験していただきました。
1Dayのオープンカンパニーでも題材にしている、GCP構築を元にした、自社サイトを別の環境に移すという内容を、一人1つずつの環境で行っていただきました。
同じくアンケートを記入いただいていますのでご紹介します。
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★インターンシップに参加した理由
大学の講義ではソリューション開発が主体で、実際に作ったものをデプロイすることを意識してこなかったため、実際にソフトウェアやサービスを公開するうえで必須である通信やセキュリティについての知識・実務経験を深めたいと考え、エクストランスをインターン先として選択しました。
インターンシップを通して、インフラエンジニアの具体的な業務内容や必要な知識・スキルを把握し、自身の中にある業務観と実務とのギャップを埋めたいと考えていました。特に、サービスの土台であるサーバーを構築するために何が必要なのか、サーバーのセキュリティとは何をチェックすればよいのかについて興味がありました。
★インターンシップの内容
主な内容は、x-trans.jpのリプレイスを行い、サーバーの死活監視ソフトウェアを設定し、セキュリティ上大きな問題が無いかをチェックし、結果に応じて問題点を修正するという流れで、リプレイスしたサーバーの監視設定とセキュリティチェックを行いました。
具体的な業務内容としては、
リプレイス: Google Cloud上に構築された仮想マシンでサーバーを稼働させ、ウェブサイトが正常に動くようにソフトウェアのインストールや動作確認をLinuxコマンドを使用して行いました。
監視設定: x-mon(エクストランス製監視ソフトウェア)がウェブサーバーを監視するための設定を行いました。
セキュリティチェック: SSL Server TestやOpenVASなどを利用し、セキュリティホールはないかをテストし、見つかった脆弱性を修正し、再テストするという作業を繰り返しました。
インターンシップを通して、鍵認証を利用したSSH接続、各種通信プロトコル、Linux OSのプロセス設定、サーバーの脆弱性診断と解消など、通信とセキュリティ・Linuxに関連したスキルを習得することができました。
就業前に比べて、あやふやだった通信や暗号化、Linuxサーバーの構成についての知識を固めることができました。また、GCPの基本的な使用法も身についたので、開発の際に利用することで従量課金である点を考慮すれば、ローカル環境を気にせず自由にサービスに機能を追加できるのではないかと考えています。
★印象に残っているエピソード
1年で受けた講義の中にOSや通信の基礎的な仕組みについて学ぶものがあったのですが、今回与えられた課題について調べていく中でその講義で学んだことに近い知識が必要になり、改めて重要な講義だったと感じました。
★社内イベントや交流
週3回の朝礼で社員の方が短いスピーチをする時間があるのですが、題材は自由なのでスピーチの内容は人によって全く違い、朝の良い刺激になっているのではないかと感じました。
★エクストランスの社風や魅力
各課や社長との距離が物理的にも雰囲気的にも近く、質問や意見が通りやすい環境だと感じました。
インターンシップを通して、エクストランスのイメージはより良くなりました。インターン前の事前訪問時から丁寧に接していただいたので良い印象を持っていましたが、働きやすい環境や社風もあり、イメージはより良く変わりました。周囲にコンビニや飲食店も多く、最寄り駅も非常に近いので、地理的な意味合いでもとても良い会社だと思っています。
★今後について
学校の特性上開発が主体なので、在学中に直接活かせることは少ないと思いますが、実務では必須の知識やスキルを身につけていく足がかりとしてのきっかけができました。学生のうちからクラウドインフラに関する資格を取る学生は少ないのではないかと思うので、周囲との差別化のためにもGCPやAWSの認定資格取得にも挑戦してみようと考えています。
また、自宅の通信環境やセキュリティを見直すなど、自身の身の回りの通信やセキュリティにも意識が向くようになり、世界が少し広がったような気もします。
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ご参加いただき、ありがとうございました!